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村岡三郎氏のこと

去る7月3日に、村岡三郎氏が85才で亡くなられました。現代彫刻界で常に特異点であり続けた、本物の作家です。自分が京都精華大学の洋画コースで2年生の時出会って、それ以来とてつもない刺激を受けてきました。事情があり告別式に駆けつけることがかなわず、無念です。

飛行機に乗りたくて入った特攻隊での体験、終戦後、日本の社会の無責任な転換という、不条理な体験が村岡さんの作品の根幹にあり、物質と精神のせめぎ合いの中から、観念そのものを白紙化させるという、強烈な思想がバックボーンにあります。どのグループにも属す事なく、一匹狼的に獣道を歩いてこられた氏ですが、人柄はたいへん温かく、面倒見のいい人でした。大学を卒業する時、アシスタントをやらないかと誘われましたが、作家として飲まれてしまうことが怖くて断りました。そして、すぐスペインに渡って8年間を過ごしました。

ある夏、一時帰国の時、滋賀のアトリエを訪ねたタクシーでの道中、目の前の「禁煙!!」という表示の前で、うまそうにキャスターを燻らせていた村岡さんの姿が、最近のことのように蘇ります。
「君はタバコ吸ってへんかったかな?」
東京と京都の近代美術館での個展は、トラウマになるぐらい凄かったです。
全盛期をリアルタイムで見れて幸せです。

「男は◯◯◯◯に目がないからな。」

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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